こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。
熊本で大きな地震が発生し、「何かできることはないだろうか」と考えている人も多いと思います。寄付月間日本大通り実行委員会でも支援情報のシェアを行っています。ただ、本当に必要としている人に、必要な支援を届けるためには、ただ物資を送ったり募金をしたりするだけでは、うまくいかないこともあります。
ライフデザインラボの仲間でもあるNPO法人コドモト代表で子育て支援と防災に取り組む田村朋子さんが、8月9日から13日まで熊本に入りました。田村さんが考えていたのは、「本当に必要な人に届く支援とは何か」「今回の経験を、これからの備えにどうつなげるか」ということです。
現地で見えてきた課題のひとつが、「物資があるのに、必要な人まで届かない」という問題でした。
行政には避難所など優先して支援しなければならない場所があり、限られた物資を公平に配るためのルールもあります。そのため、公的な支援だけでは届きにくい人も出てきます。
公には公にしかできないことがあり、民には民にしかできないことがあるでしょう。必要なものを把握する人、集める人、最後に必要な人まで届ける人。この「ラストワンマイル」をどうつなぐかが課題であり、今後も取り組んでいくと田村さんは話していました。
(コドモトサイト)令和8年熊本地震 断水が続いています!子ども家庭・支援の届きにくい方へのラストワンマイル支援
私が注目しているのは、「必要な人に必要な支援を届ける」仕組みのひとつである「スマートサプライビジョン」です。東日本大震災をきっかけに生まれた市民参加型の支援プラットフォームで、「必要なひとに、必要な支援を、必要な分だけ」を掲げています。今回の熊本地震でも「とどけよう熊本」が立ち上がっています。(スマートサプライビジョンで検索してくださいね)
スマートサプライビジョンで特別講師を務めるかもんまゆさんいわく「具体」が大事とのことでした。
何に使われるかわからないまま支援するのではなく、誰が、どこで、何を必要としているのかを見えるようにする。「自分はこれを応援した」とわかることで、遠くにいる人も支援の一員になれます。
また、「支援する人を支える」という考え方も大切です。被災地を支える人たちに食事を届ける支援や、キッチンカーを応援しながら被災地にかき氷を届ける取り組みも始まっています。
善意だけに頼り、支援する人が疲れ果ててしまえば、活動は長く続きません。被災した人を支える人がいて、その人をまた別の誰かが支える。そんな支援のつなぎ方も必要なのだと思います。
熊本で起きている「物資が最後まで届かない」という課題は、横浜で災害が起きたときにも起こるかもしれません。
災害が起きてから考えるのではなく、平時から誰とつながり、どんな仕組みを持っておくのか。
熊本への支援を考えることは、私たちのまちの備えを考えることでもあるのだと思います。
ラボのメルマガは月に一回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。
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トピック
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夏休み、子どもの「やってみたい!」を応援してみませんか?
『ぷれゆめマルシェ』は、小学生だけが出店できる“学びのお店屋さんごっこ”。ただ商品を売るイベントではなく、子どもたちがゼロからアイデアを考え、商品づくりや接客に挑戦する体験型プログラムです。準備から販売までを自分で考えて行うことで、創造力や主体性、やり抜く力などの非認知能力を育みます。うまくいかない経験も大切な学び。試行錯誤を重ねながら、「自分でできた!」という達成感や自己肯定感につながっていきます。
ラボの中川の小学2年生の長女は、今回で2回目の出展です。「何屋さんにしよう?」父親と一緒にあれこれ悩み、決めたのがレジン屋さん。今は、明日のマルシェに間に合うように、せっせとレジンのチャームをつくっています。看板をつくったり、おつりを用意したり、衣装を考えたり、一つひとつ準備を進めています。間に合うのか、親はちょっぴりドキドキ。でも、子どもが「やってみたい!」と思ったことを、親子で一緒に考え、形にしていく時間そのものが、きっと大切な思い出になっていくはずです。それぞれの子どもたちが、いろいろなことを考え、工夫し、つくりあげたお店が集まる「ぷれゆめマルシェ」。
明日はどんなお店が並ぶのでしょう。
ぜひ、子どもたちの「やってみたい!」が詰まったマルシェを楽しんでください。
マルシェ開催日:8月22日 (土) Aチーム出店 10:00〜11:30 Bチーム出店 13:30〜15:00
会場(横浜):benten103
住所:〒231-0007 横浜市中区弁天通 3-47-2 フロール横濱関内103
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市民ライターまゆみの取材ノート
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わたしは、今年度、横浜市の家庭防災員を受講することにしました。先日、神奈川区にある横浜市民防災センターで一回目の研修が行われました。家庭防災員は、研修を通して、知識と技術を身につけることで、被災した際に町内のみなさんと協力しあい「共助」できるようになるのが目標です。
わたしは、この2年、フロール横浜井土ヶ谷のいどばたスタッフとして、ライフデザインラボ所長の船本由佳さん、ソーイング防災士sumiこと石川澄江さんと「コミュニティ防災」という考え方をもとにマンションの防災活動に関わってきました。
また、NPO法人コドモトのメンバーとしてコドモトが主宰する「子育て防災支援員」の認定講座を受講し、防災に関する情報発信や日頃の防災対策の実践をしています。
“いざというとき”がいつ来るのか、それは地震なのか台風なのか、火事なのか洪水なのか、はたまた火山の噴火なのか。自然災害とも限りません。その瞬間、怪我もせず、命を守れるのか。生き延びたあと、どう行動するのか…。
想像力をふくらませて、ありとあらゆる可能性を考えてみても、これが正解という確信はありません。家庭防災員の研修で、過去の災害から学び、シミュレーションを繰り返して、とっさの判断力を養います。
被害状況を知ったり、被災された方の体験談をお聞きしたりする度に、何事もない平時のうちに、備えておくことの大切さを痛切に感じます。今、目の前の日常に感謝をしつつ、引き続き、防災活動に取り組んでいきます!
担当はほんだまゆみでした!

