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【ライフデザインラボ通信46号】(令和7年1月号)ラボの2024年を振り返ります

こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。

2025年最初のメールマガジンです。
2024年は「居場所」という視点でライフデザインラボには発展のあった一年でした。
日本大通りにある神奈川県住宅供給公社本社ビルの改修工事が終わり、ライフデザインラボのスペースはなくなりましたが、近隣に新しくできたフロール横浜関内に設けられたbenten103のメンバーとなりモデルケースとして交流イベントや能登半島地震復興支援などの活動を行うことができました。
神奈川県住宅供給公社のフロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)のシェアラウンジ(集会所スペース)のライトな管理業務を担うことになり、週2〜3回、ラボメンバーがスタッフとして常駐することになりました。
泰生ポーチ(横浜市中区)の2階に小さな拠点を設けることにし、その1階にあるポーチフロントでも活動を行いました。
ラボの仲間が横浜市西区のシェアオフィス「ヨコハマホップ」の運営を始めたこともあり、常駐スペースは無くなったもののまちのなかに活動できる場所が増えたと感じられる一年になりました。

子育て支援の活動はかながわMIRAIストリートで今年も神奈川県住宅供給公社のブース運営を担当しました。企画運営する「はじめてばこの手形足形アート体験と子育てお楽しみ体験」は5年目を迎え、対面とオンラインのイベントを13回実施しました。パルシステムのイベントへの出展も行いました。

関東大震災100年だった2023年にひきつづき、能登半島地震で始まった2024年も震災復興・防災意識向上をコミュニティや多様性の観点から伝える一年になりました。
防災士sumiさんの立案のもと「もっと能登のこと」プロジェクトがスタート。震災復興のことを伝えるイベントや町内会からの依頼を受け川崎や相武台団地での防災イベントに携わりました。
12月の寄付月間ではラボマルシェを開催し、売り上げの一部を寄付として能登町と輪島市に送りました。
今年もきょう1月17日で阪神淡路大震災から30年。
きょうラボは公社本社での子育て支援イベントの中で防災サロンを同時開催しています。
ライフステージが変わるごとに身につける防災の知識は変化していきます。これからも身近に防災のことを考えられる場を設けていきたいです。

2024年も座間東原団地の集会所活用支援、二宮団地での里山散策、フロール横浜井土ヶ谷でのゆるやかなネットワークづくりの支援など、神奈川県住宅供給公社からの依頼を受け等身大のコミュニティ活動の経験を横展開してきました。

活動が広がり、ライフデザインラボの主体的な活動が見えにくくなっていますが、年間通して行っている防災活動と交流会、そして寄付月間で行ったラボマルシェがそうです。
また、ラボや研究員の幅広い活動を発信していくことも私たちの主体的な活動です。

今年もさまざまなライフステージや状況の人たちが、つながりを感じながら安心でき、自分らしく生きていける社会を目指して、ライフデザインラボは歩んでいきます。

ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に1回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。

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市民ライターまゆみの取材ノート
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年末年始を過ぎると、次は新年度の節目が見えてきますね。春先の確定申告の準備に追われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。認定NPO法人に寄付をすると税制優遇措置が受けられるのをご存知ですか。横浜市ではふるさと納税を通して市民活動を応援することもできます。
12月の寄付月間賛同イベント「寄付でつなぐ未来へのバトン」で「寄付メディアのサステナビリティ〜続けるために取り組んでいること〜」をテーマに登壇した森ノオトも、2023年12月に認定NPO法人になりました。
わたしは、2017年にはじめて市民ライターという活動を始めました。その最初の取材相手が森ノオトでした。結婚を機に、かねてからの夢であった文章を書く人になることを決めたところで、自分たちの住む地域の情報を丁寧に集めて発信しているウェブメディアがあることを知り、興味をもったのがきっかけです。森ノオトの活動は青葉区の地域情報を発信するローカルメディアと一言では言い尽くせず、もっと知りたいと思い、いろいろなイベントに参加しました。2018年には森ノオトのライター養成講座の門をたたき、その当時、わたし自身も何本か記事の執筆をしました。
森ノオトは、広告費に頼らず、賛同するみなさんからの寄付で支えられているメディアです。書き手の書きたい伝えたい気持ちに最大限に寄り添いつつ、しっかりとした編集体制を築いています。前述の寄付月間賛同イベントの座談会では、初代編集長の北原まどかさんと現編集リーダーの4名が、森ノオトらしい記事の紹介をしながら、これまでの変遷をお話しされていました。
昨年NPO設立10周年を迎えた森ノオトの記事は、地域への愛にあふれ、そこに住む人たちの息遣いが感じられます。ぜひ、人間味あふれる温かさを感じる記事を読んだり、イベントに参加したりしてみてくださいね。
担当はほんだまゆみでした。