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【ライフデザインラボ通信18号】誰に向かって発信するのか(令和4年9月号)

こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』ではラボからの活動情報をお届けします。

今週火曜日、このメルマガを作る3人のラボメンバーで情報発信のワークショップ『ローカルメディアコンパス』を体験しました。
『ローカルメディアコンパス』は、メディア経験者の現場でのエピソードが書かれた49枚のカードです。カードに書かれたエピソードについて参加者同士でディスカッションをするワークショップです。
「伝えたい相手に情報を届けるためには?」「想定していなかった相手へも情報が届いていく」など、カードのエピソードをきっかけに、情報を取り巻く現状や参加者それぞれの考えを語り合いました。たった3人で試みたワークショップでしたが、知っているようで知らなかった互いの考えに触れられ、発見を得られました。

そのワークショップで話に上がったのが「誰に向かって伝えたらいいのか」。
情報を伝えたいときに、伝えたい相手のイメージがうまく結べなくなってきているという悩みです。
コロナをきっかけに、これまでは共感できていた友人同士でも判断基準や価値観の違いがあることを感じるようになってきました。
「自分と同じように感じているはずだ」という視点で発信をするとすれ違いが起こるのかもしれません。
ラボはイベントも発信の一つだと思っていますので、イベントを開催する際にも当てはまることです。

多様な視点があり、すれ違うこともある。
万人に心地よい発信やイベントはありえない。

そんななかでも、仮説を立て、一つ一つをチューニングして、選択して、人や情報が集まり知り合うための「場」をつくっていく。

ライフデザインラボが大切にしていることをあらためて考えることができたひとときでした。

『ローカルメディアコンパス』はライフデザインラボに展示していますので、ぜひ手に取ってみてください。

※『ローカルメディアコンパス』

●11月26日28日にイベント延期日程を内定しました
夏に開催を予定していた「公社であそぼう!昭和の夏祭り」について、タイトルを秋バージョンに変更しメインイベントの日程を11月26日(土)27日(日)として、ほぼ内容はそのままで実施予定です。
12月以降公社本社ビルが改修工事に入りますので、多目的拠点Kosha33は1年以上クローズする予定です。このイベントが工事前のラストイベントですので、ぜひみなさん日程を開けていてくださいね!

●ラボは月曜日から金曜日までの平日毎日、
11時から14時までゆるりとオープンしています。
ラボの多彩なメンバーがそれぞれの活動をしていますので顔を出してくださいね。
(取材や視察など個別対応が必要な場合は事前にご連絡ください)

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ピックアップ情報
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ライフデザインラボのSNSチームといっしょに効果的な発信を考えよう!

ライフデザインラボでは、公式ウェブサイトの他にFacebook、インスタグラムを使って、イベント開催のお知らせなどの「情報発信」をしています。
SNSを効果的に使うには、どんなことに気をつければいいんだろう?まだまだ使いこなせていない便利なツールがあるかもしれない?そんな疑問を解決すべく、勉強会を開くことにしました。
11月にあるイベントに向けて、どんな発信をするのか、ラボの研究員でもあり、デジタルマーケティングコーチとして起業のサポート、ブログでお役立ち情報の発信などをしている半沢まりこさんにアドバイスをもらいます!
みなさんの活動にも応用できる内容になるように考えています。わたしたちといっしょに「情報発信」について学びませんか?

日時:9月29日(木)10:00~
場所:基本オンライン・ラボからの参加もOK
参加費:1000円
アドバイザー:半沢まりこさん
お申し込みはライフデザインのウェブサイトへ

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「ラボの5年をまとめたい」④
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ライフデザインラボを振り返る・・・。
この5年間、ライフデザインラボは多種多様な活動をしてきました。足形アート体験、ヨガ、親子撮影会、ミシンなどのものづくり、クリスマスプレゼントを届けるように寄付を通じて思いを届ける寄付月間、さらには情報発信や憲法などの講座まで、様々な場面で多くのみなさまにお集まりいただき、みんなで一緒に考えて、話して、様々な発見をしてきました。
先月8月22日に開催した『防災ママカフェ』もその一つで、教わった災害の現実は心の深いところで考えさせられつつも、知ることで次の瞬間をむかえられることを学びました。とは言えども、忙しい毎日の暮らしのなかでは防災用品の用意まで手が届きにくいところ…。「備え」は今できることを、今できる方法で、少しずつ進めてみることが大きな一歩になり、そこには思わぬ楽しさもあったり…。
先日、キャラクターが描かれたレトルトのカレーを購入してみました。賞味期限は防災食に比べると短いのですが、手軽でおいしいレトルトカレーも備蓄をかねて晩御飯の献立の一つにしてもいいかな、と思い「備え」のつもりで購入してみました。結局、「さっき買ったカレー食べよう!!」と備蓄のつもりで買ったカレーは、その日の晩に食べてしまい、家族は「おいしかった!」と楽しそうに喜び、「防災に備えて、またカレー買おう!」と、そんなおしゃべりで楽しみました。「防災の備え」は、暮らしに楽しいひとときをつくるきっかけにもなるのですね。
ライフデザインラボは、「やってみよう」をできる方法で試み、そして大きな発見を得ています。これからの試みにも色々な発見がありそうです。
暮らしの楽しさをレトルトカレーで発見した中川ちあきでした。