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【ライフデザインラボ通信49号】(令和7年4月号)新年度もライフデザインラボはコラボイベント盛りだくさん!
こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。
新年度になりました。保育園への入園、仕事への復帰、小学校への入学と小一の壁、転職など新しい生活をスタートさせた方も多いと思います。
わたしも息子が中学一年になり、宮城県石巻市の中学校に一年間の漁村留学に行くことになりました。
滞在先の石巻の雄勝町は震災前は約4000人だった人口が震災の後1000人ほどに減り、小中統合校に全校児童30人が通うまちです。漁業が中心産業ですが、温暖化で海の生き物の生態も変化してきているそうです。
生き物が好き、自然が好き、ものづくりが好きな息子にとって、雄勝町はうってつけの環境。
親以外の大人の生き方をたくさん見ることができるでしょう。
そして滞在施設では、炊飯も風呂も薪、食べ残しは家畜の餌や肥料にし、汚水はバイオジオフィルターでビオトープに帰していくという自然の中の暮らしを大切にしています。彼なりの観点で地球環境について感じていくのではないかと思うし、彼の成長を感じるだろうと思うと楽しみです。
今年は私も石巻に通い、横浜ではないまちの暮らし方や防災、まちづくりについても学んでいきたいと思っています。
これからも横浜で、一過性の観光で消費されるのではなく、関係人口を築いていく関わり方を模索していきたいため、ほかの地域のことを知っていきたいと考えています。
ラボでは、新年度早々から研究員同士のさまざまなコラボ活動があります。わたしも研究員のみんなの活動に刺激をもらっています。
ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に1回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。
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市民ライターまゆみの取材ノート
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入園入学シーズンの4月、我が家では大きな変化がありました。わたしがライフデザインラボの研究員に加わったときには生まれたてほやほやだった長女が、この春から新1年生になり、小学校に通い始めました。
先月、保育園の卒園式がありました。我が子の通う保育園には令和4年度まで連綿と続いてきた保護者会がありましたが、その次の年度には解散しています。この数年の間に時代の移り変わりというものを感じました。
紆余曲折ありまして、その保護者会で積み立てていた卒園記念用の資金をわたしが代表としてお預かりすることになり…、昨年度は、1年を通して、クラスの保護者のみなさんと話し合いやアンケートのやり取りをして、合意形成を図りながら使い道を決めていきました。最終的に、17名の卒園児一人ひとりに贈る卒園記念品を購入することになり、子どもの送迎時などに声をかけあいながら、準備を進めました。
代表としてプレゼント選びを任されたわたしは、傘や文房具など実用的なものを中心に集め、そのうちの1つにラボハンカチを選択しました。ラボハンカチとは、ソーイング防災士sumiさんの作品で、風呂敷から着想を得たハンカチとレジ袋(エコバック)の機能を兼ね備えた「ハンケチブクロ」に、ラボ研究員で消しゴムはんこ屋さんの富澤佳代さんの制作したラボのロゴマークを押してあるものです。これまでライフデザインラボが主催するラボマルシェなどで販売されてきました。
sumiさんが機転を利かせてくださり、改めて、かよさんに保育園の名前のはいったはんこを制作いただいて、オリジナルのハンケチブクロができました。おかげさまで、受け取った卒園児の保護者のみなさんからもご好評いただき、よい贈り物になりました。
わたしは、今回の出来事を通して、とあるコミュニティ内でみんなが納得する結論を出すためのプロセスを実践しつつ、sumiさん、かよさんのプロフェッショナルな技術やホスピタリティを間近で体験することができました。
担当はほんだまゆみでした。