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【ライフデザインラボ通信52号】(令和7年7月号)地域で耕し育てる

みなさん、こんにちは!月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。
ライフデザインラボ研究員で市民ライターとして活動しているほんだまゆみです。

7月6日の日曜日に『ウチカラガーデンOpen Day』の二回目が開催され、6歳と3歳になる子どもたちを連れて、覗いてきました。
ウチカラガーデンは、横浜市南区唐沢にある建築設計事務所irodoriがコトラボというまちづくりをしている会社とともに、事務所のお隣の空き家と空き地を借りて、地域の方々といっしょに場の活用を考える取り組みです。
株式会社irodoriの一色ヒロタカさんと一色あずささんは、ライフデザインラボ創設時からの研究員メンバーでもあります。

あずささんから「場所を借りることは決まっているけれど、何をするのか考えるのはまだこれからなんです…」というお話しをこっそりお聞きしてから、おうちとお庭が整備されて、第一回目の開放デーが行われたのが5月のことでした。
さすが空間づくりを本業にされているだけあり、随所に人を惹きつける工夫がたくさん施されていました。吹き出し型のボードがあちらこちらに設置され、どんなことができるか想像力を刺激する問いかけがあり、近隣にお住まいの方や開放デーを目指して集まられた方々から唐沢のこの場所に「あったらイイナ」ここで「やれたらイイナ」をテーマに、多くのアイディアが出ていました。
それから一ヶ月後の6月には「新鮮な野菜の販売があったらいいな」という言葉が実現し、ライフデザインラボでもお馴染みのかなやささんの野菜販売が実施されました。

お庭のいっかくにつくられた畑で初回時に植えられたきゅうりやなすの苗がすっかり育ち、収穫できるようになった7月の二回目開放デーには、さらに、いろいろな試みがなされていました。
軒先には、かなやささんのお野菜販売、建物2階では理科クラブさんのワークショップが行われ、わたしの見知っているライフデザインラボの仲間の顔もちらほら。
庭では、畑いじりをする人、BBQを楽しむ人、ミニプールで涼をとる人、1階では唐揚げの販売があり、お菓子をつまみながら談笑して過ごす姿もあり、2階ではワークショップのほか展示や物販もあり。

一色家のお子さんの保育園のお友達という方が子ども服のフリーマーケットを行っていて、子どもたちの参加も多く、同年代のうちの子たちはさっそくうち解けて、理科クラブさんの天然石すくいでゲットした石を見せ合いっこしたり、誰かが持ち込んだカブトムシやおもちゃで盛り上がったり。

いろいろな背景をもついろいろな立場の人たちが、ウチカラガーデンという場所に集い、穏やかに意見を交換しあい、新たな出会いが生まれているのを目撃することができました。
地域の方々が混ざりあい、これから、どんなことが起こるのか、引き続き、気になるところです。

ウチカラガーデンについて、詳細は株式会社irdoriさんのホームページや各種SNSで報告されていますので、そちらもぜひご覧ください。

ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に一回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。