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ライフデザインラボ通信36号】(令和6年3月号)ほんとうにやりたいこと、欲しい未来ってなんだろう

こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。

3月21日はラボの誕生日。季節外れの大雪になった2018年3月21日に行ったオープニングイベントでライフデザインラボは始まりました。
神奈川県住宅供給公社の多機能拠点「Kosha33」の一角に市民が活動する場所として、「居場所から始まるつながりづくり」をテーマに道ばたにあるコタツ的な取り組みから始まったのがライフデザインラボです。(道端にコタツなんてないけど、ふらっと寄って同席して暖まれるというイメージです)

当時は子育て世代の社会参画や女性の社会活躍や自立などが社会課題とされていました。
そこで、団地という空間を管理する立場の県公社が居場所を提供してくれて、居場所と社会課題を掛け合わせて、さらにコミュニティで解決できる何かについて探るということが、根底にあるミッションでした。

自分たちの活動の中で研修したり、得られたりしたことを、他の地域で生かしていきたいという当初の念願通り、今はお仕事として依頼を受けて地域のコミュニティ形成のサポートに伺ったり、きっかけ作りのイベントを実施したりという活動も増えてきました。
なにもなかった初めの頃から考えるととても発展しました。

物理的な場所としてオープンしていると、様々な人がひょっこり訪れて情報をもたらしてくれたり、初めましての人が悩みを打ち明けてくれたりと、セレンディピティ(素敵な偶然・予想外の発見)な出来事が日々起こっていました。
ラボを拠点とするコミュニティも生まれました。

社会はコロナを経て大きく変わりました。ラボ設立当時の社会課題も解決とはいかないながらもステップをのぼっている実感もあり、新たな課題も見えていて、それに合わせた目標や活動を設定する必要があると感じています。
去年の年末にはラボの設立に大きく関わった方が突然亡くなり、彼がやりたかったこと、自分がやりたかったこと、残り時間がわからないこれからの人生で何に時間を費やすべきか、何が自分の幸福なのか、ラボの欲しい未来の方向性が現時点の状況とマッチしているのかについても自問しています。

現在はラボは居場所がない状態が続いていて、居場所としてのコミュニティのあり方について考える日々です。

2024年は社会とラボとラボに関わるメンバーのあゆみをチューニングする期間になりそうだと考えています。

居場所がないのは2023年と同じなので活動状況は大きくは変化しません。
お楽しみラボとして、視察したり、体験したり、交流したりするイベントを不定期で実施します。
おしゃべりラボとしてランチタイムに1時間、オンラインでの情報交換の時間を持ちます。

おしゃべりラボでは、ラボの懐かしメンバーやいつものメンバーの「いまなにしてる?」をもっと伝えていく時間も設けたいと思っています。道端にあるコタツみたいに、通りがかった人を誘って暖まれる場所とまでの偶然性と気軽さまではいかないんですが、そうやって「風の噂」をキャッチしていきましょう!

ライフデザインラボは7年目に入ります。
これまで関わってくれた人、今気にしてくれている人、みんなにありがとう!

ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に1回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。

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 トピック 
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ライフデザインラボのメンバーでもあるNPO法人コドモトの代表上岡朋子さんが横浜駅東口のコワーキングプレイス「ヨコハマホップ」の新オーナーとなり、同じくラボメンバー波柴純子さんがコミュニティ・マネージャーとして運営に加わります。
「挑戦を応援するコミュニティ型コワーキングスペース」として、起業家だけでなく、副業やスキマ時間など、何かをやりたい人たちが、メンバーや専門家との対話を通して、自分のチャンスを探求する場になります。
3月1日にリニューアルオープンを迎え、4月4日にオープニングレセプションを開催します。
3月中に見学・お申し込みをした方には入会金が無料となるキャンペーンも企画中。
詳しくはヨコハマホップのウェブサイトをチェックしてくださいね!
https://yokohamahop.com/

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 「ラボの5年をまとめたい」19
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1月のメルマガでもお伝えしていた横浜市南区にあるフロール横浜井土ヶ谷という神奈川県住宅供給公社の物件のシェアラウンジへの滞在が始まりました。週に2~3度、持ち回りで滞在し、シェアラウンジの有効活用について考えつつ、フロール横浜井土ヶ谷にお住まいのみなさん同士のコミュニティ形成のお手伝いをしていきます。
フロール横浜井土ヶ谷の建っている場所には、もともと井土ヶ谷共同ビルという11階建ての団地があって、街のランドマークになっていたそうです。井土ヶ谷共同ビルのときには、そこに住む方だけの自治会があり、自治会長さんを中心に、地域住民のみなさんとの繋がりもあって活発に活動されていたとのこと。
建物が新しくなり、もともと住まわれていた方たちが戻られて、これから引っ越しされてくる方たちがいて、コミュニティの形も変容していきます。わたしたちは、住民のみなさんが来たくなる使いやすいシェアラウンジの在り方を模索しつつ、イベントの開催をしたり、毎月“通信”を発行して掲示や配布をしたり、オープンチャットを活用してみたり、「コミュニティ防災」を意識しながらゆるやかで穏やかなコミュニティづくりを通した安心安全な街づくりにチャレンジします!
これからどんな出会いがあるのか、どんなことをしていけるのか、楽しみです!
担当はほんだまゆみでした。