ライフデザインラボはkosha33の活動を12月2日をもちまして一時休業いたします。5年間ありがとうございました。

[イベントレポート] 子育てのリアルな声を葉っぱにのせて〜話そう横浜の子育て!ここから始まる私の一歩

船本所長

ライフデザインラボではさまざまな経験・専門領域を持ったメンバーが、ラボらしく「実験」と称して思いと狙いを持って活動をしています。

多様な取り組みと企画者の思いをお伝えします。

「WEB制作」「SNS拡散」「つながりづくり」「寄付月間企画」など

ラボ内でメンバーが集い、ラボとして発信する

活動をしているチームがあります。

ライフデザインラボもメンバーの一員となって活動している「みんなで話そう横浜での子育てワイワイ会議」が、これまでの活動報告と新しい葉っぱのお披露目を行うイベントを行いました。

みんなで話そう!横浜での子育てワイワイ会議とは?

「みんなで話そう!横浜での子育てワイワイ会議」は、横浜市で暮らす子育て当事者が、自分の暮らすまちでの子育てについて、自分で考え、仲間と一緒に語り合う場をもうけ、当事者自らがアクションを起こしていくきっかけづくりと、横浜市内の当事者団体のネットワークをつくることを目指しています。

実行委員会のメンバーは、横浜市各区で自ら子育て当事者グループを運営しながらコミュニティカフェ、子育て冊子づくり、メディア運営、子ども食堂、放課後の居場所の運営など、さまざまな活動をしています。

外国人親子が日本に馴染むための活動を行なったり、父親の育児促進に取り組むメンバーもいます。

横浜市全域に子育て当事者のネットワークを広げ、当事者が自身のアクションを考えながら、制度の狭間にあることは行政にも働きかけをおこなうなどの活動を行なっています。

12月7日。寄付月間の関連企画の中で、この「ワイワイ会議」の活動報告とワークショップカードのお披露目会を行うことにしました。

メンバー団体
NPO法人 Sharing Caring Culture・大倉山おへそ・NPO法人コドモト・認定NPO法人こまちぷらす・NPO法人つるみままっぷ・パパライフサポート・株式会社ピクニックルーム・まちプラス・みんなの放課後クラブ・NPO法人森ノオト・ライフデザインラボ・子どもの未来サポートオフィス

今回こそ!コロナ禍で延期になった報告会

イベントの流れ

第一部 12時〜 活動紹介(オンライン配信)

 「ワイワイ会議」と「葉っぱ」のこれまでを振り返って

第二部 13時〜 ワークショップ

 「あなたが選ぶ葉っぱはどれですか」

 *第一部のみ、第二部のみの参加も可能 

2020年春にスタートした『第2期横浜市子ども・子育て支援事業計画 ~子ども、みんなが主役!よこはまわくわくプラン~』(2020年度〜2025年度)。この計画を作る際には事前に市民意見募集(パブリックコメント)が、また、その前年には横浜全区で横浜市主催のグループトークも行われ、多くの人が子育ての悩みや願いを言葉にし、聞き合い、今後の横浜の子育てをどう変えていけるのかを考えました。

ワイワイ会議実行委員会では横浜市18区でのグループトークで子育て当事者による進行役としてのファシリテーターを務めたり、パブリックコメント募集に応じてWEBアンケートを行いました。

さらに、それらの現場の声を分析して、まとめ、2019年12月には、市に対して提言を行うなどの活動を行ってきました。

その報告会を2020年3月に行う予定でしたが、コロナ禍で延期となってしまいました。

今回の報告会は、その時できなかった提言書の内容紹介と、2020年から2年ほどかけて取り組んだパブコメで集められた市民の声を葉っぱの形にまとめたワークショップカードのお披露目を行うものです。

子育てのソーシャルアクティビストたちが協働  

配信の様子

第一部の12時台のテーマは活動紹介。

配信をメインとし、ランチタイムを利用して皆さんに試聴していただくことを考えました。

市が主催するグループトークに当事者進行役として携わり18区すべてを回った2018年から、パブリックコメントに意見と提案を寄せた2019年、パブリックコメントを活用させていただきワークショップカードの形に編集してきた2020年2021年と、私たちがこの数年間にどのような活動を行ってきたのかをお伝えしました。

提言書の内容を報告したのは、認定NPO法人こまちぷらすの森祐美子さん。ワイワイ会議の活動意義を伝えたのはNPO法人森ノオトの北原まどかさん。

大倉山おへその小松由希子さんは、この活動に参加して感じた率直な感想を、 NPO法人sharing caring cultureの三坂慶子さんは、外国ゆかりの親子の声をパブコメに届けたときの経験談をそれぞれ話しました。

 

報告会会場の様子

また子育てについての対話ツール「葉っぱのカード」の2020年バージョンの作成について、NPO法人コドモトの上岡朋子さんから発表がありました。
2020年から今年にかけて、「ワイワイ会議」では、横浜市の「第2期子ども子育て支援事業計画素案」に対して寄せられた1400の市民の声(パブリックコメント)を100のカードにまとめるという編集作業をコツコツと行ってきました。

「子育て」と一口にいっても、乳幼児、学齢期、障害、ひとり親など、分野だけでも9の分野があり、多くの方からの切実な訴えが1400のパブリックコメントの中には詰まっています。

これを、重要なトピックスが網羅されるように目を通し、多くの声が寄せられている内容はもちろん、小さいけれど大切な視点、子どもからの声なども入るようにし、限られた文字数の中で文意を損なわず、カードを手に取った人が自分なりに心を寄せられるような内容のものを抽出、カードの文字数に収まるように編集をおこないました。

第一部の様子はYoutubeにアーカイブされています。
「子育てのリアルな声を葉っぱにのせて」~話そう横浜の子育て!ここから始まる私の一歩~
https://youtu.be/5uPLdLZJjU0

発表!新しい葉っぱのカード

葉っぱのカード

 

第二部の13時台はワークショップです。

実際に作成した100枚の葉っぱの形のコメントカードを見ていただき、意見交換をしました。

こちらはリアル会場での参加とオンライン参加と2種類の参加方法を選択していただきました。

横浜市や神奈川県の行政職員や、子育て支援拠点や地域ケアプラザの運営スタッフ、子育て当事者などが参加してくれました。

自分の子育てで困っていること、あるいは子育て当事者でない方が子ども・子育てについての考えを問われたとき、困っていることと言われてもぱっと思い浮かばなかったり、子どもや子育てについて特段考えたことがないという方も少なからずいることでしょう。

しかし、100枚の葉っぱのカードの100種類の誰かのメッセージを読むと、共感したり、違和感を覚えたりと、何かしら自分の心の琴線に触れるものがあるはずです。

自分の気づかなかった心の中にあるものを呼び起こしたり、見ることで新たな気付きを得られたり、ワイワイ会議で葉っぱのカードを使った対話に参加された方が、ご自身の言葉で語るきっかけとなるような葉っぱのカードづくりを、実行委員会メンバーでは1年以上かけて行ってきました。

ワークショップの様子

葉っぱのカードを使ってください

ワイワイ会議ではこの度、活動を記したWebサイトを新しく作りました!
https://waiwaikaigi.themedia.jp/

このサイトで作成した葉っぱのカードをダウンロードできるようになっています。

子育て当事者の方、子育て支援に関わる方々、地域の方々、様々な方がこのカードを使って対話をしてみていただければ、嬉しく思います。

子育ての驚き、不安、喜び、言葉にならない思いを吐き出せる場、そして子育てを助けたいという地域の手、行政の活動について知る機会を設けることで、子育てをきっかけに、自分のまちを知り、他者とつながり、人生を主体的に歩む人を増やしたいし、応援の輪を広げていきたいと考えています。

ライフデザインラボでも葉っぱのカードの体験会などを企画していきたいと考えています。