概要
【日時】2021年6月9日(水)10〜12時
【講師】北原まどかさん
編集者・ライター・NPO法人森ノオト理事長 http://morinooto.jp/
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て森ノオトを創刊。エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森 ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
【参加費】1,000円
【開催方法】オンライン開催(Zoom利用)
【参加者】25名(録画視聴を含む)
【協力】神奈川県住宅供給公社
【助成】パルシステム市民活動助成補助金・よこはまふれあい助成金
講座開催レポート
講義の概要
「情報発信する市民が地域を後援する」と題し、編集者でライターの北原まどかさん(NPO法人森ノオト理事長)を講師に招いて開催した1回目でした。
ラボとして、シリーズ講座をオンライン開催するのは初めてでしたが、大分や岡山からも参加していただきながら、充実した時間が過ごせました。
「地域で何かやりたい」と一歩を踏み出したばかりの方をはじめ、整理収納や写真、ベビーマッサージなどのスキルをもった方、子育てやイベント開催などの経験を生かして活動をしている方、地域情報サイトの運営をされている方、ライティング編集の経験者など、ビデオ聴講を含めると20人以上の方が参加してくださいました。
講師の北原まどかさんは、創刊以来「いつも誰かの一歩を後押ししてきた」と語るWEBメディア「森ノオト」を例に挙げて話をしてくれました。
「メディアが全ての事業の苗代になる」という言葉のとおり、地域のさまざまな活動を担うにあたり、独自メディア『森ノオト』に活動への思いや成果を発信し、仲間も認知も広げてきました。
コロナ渦で取材に行けない中、どのように記事を作っていったのか?市民ライターに必要な普遍的な視点やSDGsに基づく考え方などを交えながら、情報発信し、誰かを後援することで、地域にとって、個人にとって、どのような循環が起きるのかを参加者に問いかけました。
ワークショップ
問いをもとに、それぞれが考えるワークの時間をもちました。
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- 私の後援したい人は?
- 私はどういう後援ができるのか?
- 後援することで、その人が/自分がどう変わるのか?
参加してくださった方々の声
- 発信することで、人を繋ぐこともできるんだと知り痺れております。
- 誰かの取り組みや暮らし方からヒントをもらえて自分がどうしたいかを考えられる情報発信したい。
- 地域を豊かにしていく方法のひとつがまた新たによくわかり、勇気をもらえました。
- 場を作ることも、ヒト、情報、活動、モノを“編集”しているんだと聞き、なるほどなと思いました。
- 同じように活動している皆さんのお話も聞けて刺激になりました
この講座が自分の立ち位置を確認し、一歩踏み出すきっかけになっていたら嬉しいです。
皆さんありがとうございました!