こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』ではラボの活動情報をお届けします。
毎年12月は寄付月間。ことしも寄付月間日本大通り実行委員会が発足し、2023年の活動をスタートしています。
そのひとつが今月行われた宮崎生花店でのアニバーサリーイベントでした。
宮崎生花店では来年100年を迎える店舗の改修を目指して寄付を呼びかけていて、11月5日6日はラボも応援コラボイベントを実施しました。
一方で、寄付月間日本大通り実行委員会が拠点としてイベントを実施してきたKosha33は来年夏まで工事中です。
そこで今年のコアイベントは12月10日(日)になか区民活動センター(横浜市中区)をお借りして行います。
12月10日午前は「ワンダーワールドツアー」というカードゲームを行います(企画運営・日本補助犬情報センター)。共生社会の実現に向け、色んな特徴をもった旅行者になりきり、多様なメンバーと一緒に旅行に行きミッションを時間内にクリアするゲームで、ゲームを通じてマイノリティの人の疑似体験ができ、互いに助け・助けられる経験ができます。
10日午後は、「インクルーシブ避難所運営ゲーム」と題して、避難所運営ゲーム(HUG)を障がい者や外国を母語とする人たちと体験してみます。この社会には、いろんな人が生きていて、いろんな事情を抱えています。障害や国籍にかかわらず、一人一人価値観が違うので、災害時には特に諍いになりやすいです。
今回はこの避難所運営ゲーム(HUG)を障がい者や外国籍の人たちと共に体験してみます。
「ワンダーワールドツアー」と「避難所運営ゲーム」を通じて、いざというときにコミュニケーションに困るとどんな思いをするのかを疑似体験し、災害時のとまどい・困りごとを想像し、普段からのコミュニケーション防災の大切さを伝えていく契機としたいです。
また、12月1日の21時からは「メタバースで寄付月間のイベントをやってみよう」と題し、メタバース空間で集まり今年の寄付月間の活動について紹介しあう試みも計画しています。
先日、練習会を行いましたが、セミナー用の部屋を用意し、音響を担当する人、参加者がメタバース空間で迷わないように案内する人、イベントの構成やスクリーンに映し出す資料の準備など、リアルのイベントと同じように準備やスタッフが必要だとわかりました。
こちらはフェイスブックページ「横浜関内」の管理者でもあるテツさんが企画提案してくれています。
「寄付月間のイベントに参加している」というと、「寄付って何?」とよく問われます。
毎年、こうして企画を考えたり、新たなメンバーで新しいことに挑戦したりするプロセスを通して、これからの活動に関するヒントをもらったり考え方が広がっています。活動の推進にはお金も不可欠ですが、毎年お金だけではないギフトをもらっていると感じ、ラボとして寄付月間に関わる意義は大きいと思っています。
今年もオンライン漢字王決定戦やチャリティランイベントなどが企画されています。
最新情報は寄付月間日本大通り実行委員会のウエブサイトでご確認ください
ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に1回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。
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ピックアップ情報
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「ここが気になる!子どものメディアリテラシー情報交換会」
子どものメディアリテラシー教育のためのプログラムの作成に取り組むNPO法人森ノオトでは、事例の収集と困りごとの共有を目的に、皆さんの声を聞く意見交換会を開催することになりました。
メディアリテラシー研究は、ライフデザインラボ所長の船本のライフワークでもあり、ファシリテーターを担当します。
※この事業は「ドコモ市民活動助成2023」のプログラムとして実施します。
日時
11月22日(水)14時〜16時 リアル開催 横浜市市民協働推進センター(横浜市中区)
11月22日(水)20時〜21時半 オンライン開催
11月30日(木)20時〜21時半 オンライン開催
(イベントは終了しました)
上記日程での参加が難しい方はアンケートのみの回答も可能です。
どうぞご協力ください
https://forms.gle/1uT9UhGnK3dfys7X9
企画運営 NPO法人森ノオト
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「ラボの5年をまとめたい」16
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11月5日6日に、横浜市中区元町にある宮崎生花店で、ラボのマルシェが開催されました。ご来場のみなさん、関心を寄せていただきましたみなさん、ありがとうございました。
Kosha33の改修工事に伴い、昨年度からいろいろな場所で活動を行っているライフデザインラボ。場所を閉じている間に、これまでの5年を振り返ろうと、このラボの編集プロジェクトが発足しました。5年を振り返るとともに、進行中のイベントや活動を記録するのも、わたしたちの役目のひとつです。
過去のものから現在動いているものまで、ウェブサイトに蓄積していくために、デジタルマーケティングコーチの半沢まり子さんのわいわい作業会にも参加してきました。
そして、今回、宮崎生花店でのラボのマルシェの紹介ページと開催レポートの作成、SNSでの発信を通して、わたし自身、ひっそりと確かな手応えを感じたのです。
それは、150年の歴史を背負う宮崎生花店の5代目店主夫妻の思いに触れたり、すてきなマルシェが開催できるラボのみなさんのポテンシャルだったり、物理的距離を超えて集まるメンバーの気概だったり、ラボ発足時から学び続けてきたことだったり、その場にいない人たちの顔も浮かんできたり…、これまで積み重ねてきたいろいろなことを思い出したからかもしれません。
12月には寄付月間のイベントがメタバース上で行われます。今年の6月に初めて研究員同士で「メタバースでも集まってみよう」を開催し、今月も、メタバース上でのコミュニケーションの取り方を練習しています。
新しい挑戦をしながら、経験を蓄積していく、ライフデザインラボの歩みをこれからも伝えていけたらと思います。
担当はほんだまゆみでした。