2023年11月5日(日)と6日(月)に、横浜市中区元町にある宮崎生花店で、“花や緑”をテーマにしたラボのマルシェを開催しました!
お越しいただいたみなさま、関心をよせていただいたみなさま、ありがとうございました。
1日目マルシェ開催レポート
よく晴れて暑いくらいの1日でした。元町の代官坂には人通りも多く、たくさんの方にマルシェに立ち寄っていただきました。
1日目は、ヘリテイジタイムズ横浜・神奈川による歴史街歩きツアーが開催されました。テーマは、「横浜山手外国人居留地時代の草木・土木」で、150年の歴史に触れるマニアックなトークを聞きながら、1時間ほど街歩きをしました。ヘリテイジタイムズから4人の解説者、前後半あわせて12人の参加がありました。ファミリーでの参加者や海外からの出張中に立ち寄ってくださったという方もいました。
個人的な感想になりますが、わたしの4歳の娘は、*sorairo*さんの消しゴムはんこを使ったオリジナルバッグつくりや、お花釣りを楽しみました。木でできたかわいいコロロのアクセサリーも気に入ったようです。
2日目マルシェ開催レポート
2日目は、静岡県からバタフライピーの栽培をしているBoscusの土屋しおりさんや横浜から真鶴に引っ越し活動しているラボメンバーも集まり、1日目とはまた違った顔ぶれでみなさんをお迎えしました。
雨が降りそうで降らないお天気のなか、昨日通りかかって気になっていたという方が立ち寄ってくださったり、マルシェを目指して訪ねてきてくださったという方がいたり、おかげさまで2日目も盛り上がりました。
毎月、ラボからのお知らせ兼交流をしている「おしゃべりラボ」をイベント会場から中継しました。ラボのマルシェ出店者や宮崎生花店さんの紹介をしたり、ZOOMに集まった方とお話ししたりする様子を、ライフデザインラボのFacebookページで配信しました。
2日目は、宮崎生花店の宮崎さんご夫婦に、アドバイスをもらいながら、自分でブーケをつくる体験会も開催しました。体験料金の一部は、築100年になる宮崎生花店店舗の修復などの資金に当てられます。バランスを考えながら片手で花を束ねるのは意外と難しく、コツを教わりながら、参加者それぞれ、きれいな形に仕上がるように挑戦しました。
150周年おめでとうございます
宮崎生花店は1873年(明治6年)に創業。結婚式や近隣の学校の入学式・卒業式にお花をおさめ、記念日のみならずお花を買い求めるお客さんたちの日々の生活を彩っています。
山手に住む外国人居住者に向けて生花の販売を始めた当初は、外国人に好まれる洋花をお店の前の温室で育てたり、種を仕入れて農家さんに栽培してもらったりして、調達していたそうです。
1963年ごろの横浜を舞台にしたスタジオジブリの作品『コクリコ坂から』に登場する建物のモデルになっているのも有名です。
現在は、5代目店主の宮崎寛己(ひろみ)さんと恵美(えみ)さんご夫婦が「花のある暮らし」をテーマに、お店を営まれています。
お花屋さんだけれど、店内でコンサートやマルシェを開催したり、コロナ以前は子育て応援カフェ“HAHA CAFE”をオープンしていたり、地域の文化交流拠点としての試みもしています。
これから先、刻まれていく歴史も楽しみですね。
宮崎生花店では、2023年11月12日まで『まちとともに ひととともに 宮崎生花店150年の軌跡をたどる写真展』を開催中です。
期間中、日替わりでイベントが行われていて、店内では150年の歴史を感じる写真や宮崎生花店さんが彩ってきた様々なシーンを垣間見ることができます。
建物の修繕などに使われる寄付金つきのブーケや、オリジナルグッズ、クチュールクッキー、ライフデザインラボとコラボしたハンケチブクロの販売もありますよ。
今週末のお出かけにいかがでしょうか。
ラボのマルシェ各出店者についてはこちらをご覧ください!
出店者一覧
- ラボハンカチ ソーイング&コーディネートsumi
- カナコ洋裁研究所
- レイコとサシコ
- スーパーフード青パパイヤ かなやさ(荒井善友ファームZen-yu)
- 木ばさみ はいじ
- 青い花のハーブ「バタフライピー」 Boscus土屋しおり
- アイリッシュクロッシェレースのアクセサリー 飴屋
- コロロ *sorairo*
- はんこでオリジナルバッグを作ろう♪ *sorairo*
- お花釣り?! Aki.M
- 本のとまり木
- 歴史街歩きツアー ヘリテイジタイムズ横浜・神奈川
- おしゃべりラボ
- 花束づくり体験 協力:宮崎生花店