0歳児ママパパが参加できるオンラインイベントの工夫とは!?
![MIRAIデー担当・キットパスアートインストラクター/おもちゃコンサルタントの萩原知子さん](https://minatokurasu.com/wp-content/uploads/160751459_886009218903593_2797608772616665574_n.jpg)
神奈川県内の生後6か月までのお子さんのいる家庭にプレゼントBOX『はじめてばこ』が届く『かながわMIRAIキャンペーン』との連動企画『MIRAIデー』。
『はじめてばこ』に入っている安心安全な水溶性チョーク「キットパス」を使った「手形・足形アート体験」を、当初はリアルの場で開催する予定でした。
しかし、コロナ禍においてちょっとしたお出かけも難しいこの時期に、小さなお子さまとお家にいる時間を少しでも楽しく過ごせるよう、4月から毎月1回オンライン開催してきました。
小さい子が側にいると、画面の前にいるだけでも一苦労。
zoomの使い方だって、慣れている人と慣れていない人がいる。電波環境も様々。。。
「どんなお声がけをしたら、負担に感じず、ご参加いただけるか」、「どんな流れにしたら、楽しんでいただけるか」、「『はじめてばこ』の認知度がまだ高くないなか、どう集客するか」など毎回試行錯誤しながらきました。
集客がなかなか厳しい時期には、県外からもご参加いただき、リアルではなかなかお会い出来なかった方々とも繋がれました。
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そして、やってみたこと!
1:ラボメンバーでテスト開催
テスト開催をしたことで「困りごと」が洗い出せた!
やってみて「赤ちゃんとオンラインイベントに参加することの大変さ」がわかった。
例えば、まず画面に集中できる時間がとても短い、子育て中はスッピンだからor家が散らかっているから画面に映りたくないなど、子育て中ならではの参加のハードルがあることが見えた。
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2:サポートスタッフの重要性
進行役以外に、受付、写真撮影などのオンライン環境を保全するスタッフが2人は必要だとわかった。
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3:音声オンリー、耳だけ参加、途中離脱もOKに
疲れて話したくない人もいる、画面を見続けられない状況もあるはずなので、しゃべらなくても参加できる形式をとった。
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4:事前に紹介動画を配信する
内容を先に知ることで、安心して参加してもらう配慮をした。
5:インスタ配信
小さな子の子育て世代は、20~30代が多い。
そのため、広報やITに長けたラボメンバーを中心に、広報媒体としてのインスタの勉強会を開催。発信の実験&研究を行った。
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5:自己責任にしない
参加中には、テクニカルなトラブル、そのほかお子さんにまつわる突発的なトラブルもある。そんな時、オンラインだと周りも気づきにくく孤独。
それを「自己責任」と放置しないで丁寧にフォローする。
これには、子育てママが町に出ていくときに出会うさまざまな困難を「自己責任」とされてしまうことで凹みがちだから、という経験者としての配慮がある。
どんなときも、「ここにいていいんだ」という安心感を大切にした。
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6:オンラインの利点
藤沢や県外(東京、埼玉)などの遠方の方も参加できた。
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素敵ポイント
コロナによって引き起こされた「ステイホーム」は、実は産後ママが家からなかなか出られずに(あるいは子どもをつれて出かけたとしても)孤独や焦りを感じる状況と通じるものがある。
だからこそ、MIRAIデースタッフには、産後間もないステイホーム中の親子にとてもシンパシーを感じるし、“ほおっておけない”という想いがあったのだろう。
しかし、「小さな子と一緒にzoomに参加する」というのは、多くの人にとって未知の領域。その大変さは、実際にテストをしなければわからなかったことだ。
ワーク終了後のブレイクアウトルームでも、初対面の人でも話しやすいように、住んでいる地域の子育て事情などを聴いてみたり、話しにくそうな人にはこちらの話をしたりしたそうだ。
こうして、そこにある“だれかの困りごと”に、最大限の想像力を働かせて、できることを精一杯する。
声をあげられない人もいる。だから、だれも放置しない。
その愛ある姿勢はライフデザインラボの精神そのものであり、オンラインMIRAIデーを参加した人があたたかい気持ちになれる場にした原動力なのかもしれない。
プロフィール
![](https://minatokurasu.com/wp-content/uploads/img-eye-miraiday.jpg)
MIRAIデーチーム◆赤ちゃんとのおうち時間を楽しく過ごせるよう、オンラインでお話ししながら成長の思い出をカタチにする「はじめてばこの手形足形アート体験&0歳児ママパパのお話会」を企画するチーム。キットパス講師、受付管理、当日進行、サポートスタッフ、HP更新や経理などの事務局スタッフからなる。