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【ライフデザインラボ通信41号】(令和6年8月号)ライフ軸・多様軸・未来軸。つながりづくりの実験室

こんにちは!ライフデザインラボ所長の船本由佳です。
月に一回のメールマガジン『ライフデザインラボ通信』でラボの活動情報をお届けします。

ラボの3つの活動は「居場所」「つながりづくり」「発信」です。
今日のメルマガでは、ラボが大事にしている3つの活動のなかでも「つながりづくり」について紹介します。

ライフデザインラボは日本大通りの神奈川県住宅供給公社一階の多機能拠点「Kosha33」の中の一角でコミュニティスペースとしてスタートしました。(2022年12月まで)
Kosha33ライフデザインラボに主体的に関わるメンバー(研究員と呼んでいます)がラボの理念「つながりづくりの実験室」をテーマに活動を行う場所です。レンタルスペースではありませんので、原則場所を借りて使うことはできません。

ライフデザインラボではイベントを行う基準を設けていました。ライフ軸、多様軸、未来軸という3つのどれかにあたることが条件でした。
自分のスキルを試したり提供したりして、自分や誰かがまちに一歩踏み出るためきっかけになる活動(ライフ軸)、ラボのメンバーの良さを引き出したり、自分の領域を越境して知らない知識や考え方に出会ったり、重要な他者に出会うための活動(多様軸)、そして、たとえばアフターコロナの社会を想像するなど、まだみぬ未来に向けて、新しい意見を提案するための活動(未来軸)の3つです。

一般的にコミュニティというと住宅地の中にあり、地域の住民が中心になるケースも多いですが、ラボは拠点が横浜市中区だったこともありフリーランスとして働く方が多いというのが特徴の一つでした。市民団体の代表たちもメンバーになってくれています。
各団体が他団体との事業を掛け合わせたコラボレーションを次々と生み出しました。

やりたい人を応援することも参加者の大きな役割になっています。
あるイベントの企画が始まるとします。まず、それをやりたい人がいて、そのひとを応援する人が集まります。仲間ができ、イベントを推進する達成感、自己有用感も高まります。イベントを企画するという単発のアクションではなく、そのイベントから次のアクションが生まれる、自分もやってみたいという人や自分に自信を持つ人が増えていくというのがラボの「つながりづくり」です。

ラボのつながりづくり活動の1番の典型例が「寄付月間」のイベントです。
寄付を文化として広めるために、12月を「寄付月間」として寄付に関するアクションを起こしていくというのが寄付月間イベントです。
ラボのメンバーでもある認定NPO法人地球学校の丸山さんがライフデザインラボに企画を持ちかけてくださり、ラボに関わる団体に声をかけて「寄付月間日本大通り実行委員会」を2018年に立ち上げました。以来毎年実行委員会を新しく結成し直して(次の2月ごろに解散して8月ごろ募集する)寄付月間イベントを続けています。
各団体がおこなう寄付アクションを、連携しあって紹介したり一緒に企画を作ったりして盛り上げています。

世話人は認定NPO法人地球学校の丸山伊津紀さんと、NPO法人日本補助犬情報センターの橋爪智子さん、NPO法人Sharing Caring Cultureの三坂慶子さんです。
毎年「漢字王決定戦」を行っている地球学校、障害理解を促進し、寄付を考えるオープニングイベントを手がけてくれる補助犬情報センター、インドと中継を結んだり、ランニングイベントを実施したりして国を結ぶ形で寄付を呼びかけるSCCは、一緒に連携してイベントをするだけで企画が多様になります。
そこに毎年、誰にお願いされたわけでもなく、自らやってみたいと申し出てくれるラボメンバーたちが自分たちのスキルや活動を寄付アクションとして、コラボしたり応援したりして寄付月間イベントが成り立っています。
神奈川県住宅供給公社に場所の協力をいただいてスタートし、途中コロナや公社の工事でオンラインに振り切ったり、各地開催にしてみたりと試行錯誤しながらも、その時できる人ができるかたちで開催しています。

越境する、多様性を受け入れると言葉でいうのは容易いけれど、いつものメンバーと一緒に取り組む時と違ってすぐに分かり合えるわけではないので、ほんとにあゆみはゆっくりになります。
社会というのは多様な人の集まりでできています。あゆみはゆっくりでいいですし、小さなコラボから他者理解を始めるのがいいと思っています。

関東地方には台風7号が近づいています。この夏も地震や水害が各地で起きています。
私が住んでいる神奈川県でも地震が連続して起きています。これから台風シーズンに入っていきます。ニュースや防災アプリなど信頼できる情報やいざという時の命を守る行動とはどういう行動なのかを調べておき、備えましょう。まずは自分の命を守ること、共助ができるのはその後です。
ライフデザインラボでは、9月には防災士sumiさんが復興ボランティアとして活動した能登の報告会・復興支援イベントを実施する予定です。

ラボのメルマガは毎月第3金曜日にお送りしています。
月に1回のライフデザインラボの活動報告、ぜひ読んでください。

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トピック
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二宮団地から小田原小竹〜里山探索

里山(二宮団地~小田原小竹)の森の生態系について、横浜国立大学の先生からレクチャーを受けながら探索します。竹林では、二宮在住の竹アーティストが竹の籠玉作りや竹切りの技術を教えてくれます。

日程:2024年10月6日(日)
集合:午前の部 9時50分/午後の部 13時30分[それぞれ同じ内容です。各回約2時間30分]
集合場所:二宮団地27号棟駐車場
講師:里山生態系レクチャー 横浜国立大学 倉田薫子准教授
   竹レクチャー Life is a Poem 宇都宮真木さん
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
*里山の暮らしを知ってみたい方
*二宮団地に興味のある方
*里山の自然環境に関心をお持ちの方
*竹林整備や竹切り体験をしてみたい方
*団地でのコミュニティ活動に関心のある方
こんな方に是非参加していただきたいイベントです!

主催:神奈川県住宅供給公社
企画運営:Life is a Poem・ライフデザインラボ

申し込み・詳細はメルマガ下部のリンクへ↓

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 市民ライターまゆみの取材ノート
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みなさんは、普段、ラジオを聞くことはありますか。わたしは、学生の頃、お気に入りの番組があり、よくラジカセを使って聞いていました。今は、インターネットを介して、海外の番組を聞くこともできますね。
先日、2022年12月からスタートした「話そう!横浜での子育てワイワイレディオ」のコーナーに出演する機会がありました。「話そう!横浜での子育てワイワイレディオ」は、中区のコミュニティFM『マリンFM(86.1MHz)』の番組『ごきげんラジオ』内で第二、四月曜日11時頃から放送しています。わたしは、横浜子育て応援マガジンベイ★キッズのレポーターとして番組に参加し、取材した内容をご紹介しました。高校生のときに、放送部としてマイクに向かってお話しする経験はあったものの、本物のスタジオでの生放送にドキドキ。本番は、ベイ★キッズラジオ担当の淺田さん、ゲストのあそびい横浜代表の添田さん、ラボ所長でプロのラジオパーソナリティの顔も持つ船本さんと、あそびい横浜について伺ったり、ベイ★キッズの次号のテーマについてお話ししたり、事前に打合せの時間をしっかりとっていたこともあって、落ち着いて和やかに進めることができました。これからも、紙面やSNSも含めて、新たな方法に挑戦しつつ、幅広い媒体でローカルな子育て情報をお伝えしていけたらと思います。
また、自分が情報の受け取り手の立場になったときに、いろいろな発信源を知っておくことは、視野も広がり、いざ災害が起きたときの備えにもなると感じました。
『マリンFM(86.1MHz)』の放送は、インターネットのサイトJCBAサイマルラジオでも配信されていて、スマホやパソコンからも聞くことができます。今後の「話そう!横浜での子育てワイワイレディオ」の出演者と内容はこのメルマガの後半でご紹介しています。
担当はほんだまゆみでした!